分裂した人が災いを呼ぶ

キミキスを観た。
まず、水澤摩央の画が島津由乃に似てるなって思い、声も似てるな思い調べたら同じ中の人だった。
輪廻転生パターンですか。
光一の中の人は日野さん故にヘタレキャラ全開でした。
小清水さん(結美)がおとなしいキャラ役というのも珍しく新鮮だった。
各所で非難されて、原作レイプと言われてるけど、個人的には結構楽しめた。
本来主人公は1人なのに、分裂して2人設定になってたり、サックス野郎甲斐が出てきたりするけどさ、まぁそれはそれで良しとするかな。
最初から光一と摩央姉、相原と二見さんになるってのは分かってたから、最終回は驚かなかったけど、そこにもっていく過程が悪いから、非難轟々なんだろうな。
相原と二見さんはこれで良かったんだと思う。
光一と摩央姉に関しては、光一が結美を強引に裏切り、摩央姉と結ばれるのはね、一般的には頂けないよね。
てっきり、結美が譲るような展開になっていくのだと思ってたら、光一から切っていくとは非道だけど、こうしないとっても思う。
与えられた幸せとかショボイしさ。
ただ言えるのは、結美と甲斐(スザク)がいい奴だったから強引に成り立った感はあるよね。
あと、後日談的なものも少し描いて欲しかったな。
結美は転校してどうなったとかさ。
結局、おいしい所をもってたのは柊(ルル)で、労せずして栗生をゲット。
スザクは完全にネタキャラにされてた。やっぱ扱いは悪い。
学校でサックスを吹く孤独キャラ→摩央姉により簡単にデレる→文化祭の出店の看板で絵が上手いこと発覚→クラスに溶け込む→しまいに文化祭ではエプロン姿で登場→極めつけは光一をアシスト→特別編では栗生にないとネタにされる始末。
多分ね、キャラとかフォーマットはいいんだけど、それを製作した会社が悪かった故に評価が低くなったのが残念。
でもね、私はこの作品好きなんだよね
摩央姉はビッチの節があるけど、2次元におけるビッチは案外好きだったりするし、デレた時の二見さんが無敵だったりさ。
あと、OPと1クール目のEDが良かった。
特にEDが。
まぁ「抱きしめたい」に似てるとか言われてるけど、良いもんは良いってことです。
他人の主観なんて気にしないのです。
そして、明日は卒業式なのです。