栄冠は君に輝くインザトイレ

新年早々便所が詰まりやがった。
まぁ、どうせ水が引くのを待って2、3回流せば解消されるだろうって思ってたらそうはいかない。
水が溜まる一方。
さて、どうしようかと業者を呼ぼうかと思うが金も掛かるしと思い、「入居のしおり」というのを思い出し読む。
私の中の呼び名「スッポン」という正式名称は「ラバーカップ」というのが必要そうだと分かり、近くのドラッグストアに行く。
値段の見当がつかなく、500円くらいかなぁと思っていたが、1000円という高額さに躊躇。
結局、その店では買わず他店へ行くと780円だったからしょうがなく買う。
家に帰り周囲に汚水が飛び散らないよう、透明のビニールシートの真ん中に穴をあけ、ラバーカップの柄を通し戦闘開始。
便器の排水口にラバーカップを密着させ、静かに押し付け、勢いよく引き、排水が引き込まれるまでこれを繰り返しまくると、ついに「ゴボッ」という音を響かせ水が引いていき、詰まりが解消された模様で、普通に嬉しくてテンションが上がって小さくガッツポーズが出る程の歓喜に誘われる。
いやぁーよかったよかった。
さて、問題はこのラバーカップをどうするかである。
トイレにもその他にも完全に収納場所がありません。
しかも、柄の先のゴムの部分を覆うカバーもありません。
丸出しです。
これは、使い捨てパターン?
迷いながらも、とりあえずビニール袋を被せトイレに一時的に放置。
でも、人が家に来たら(あんま来ないけど)ちょっと恥ずかしいというか、かっこ悪い感じだから後日インザダストボックスになりそうです。
とにかく、詰まりが解消してめでたしめでたし。